2009年3月11日水曜日

制作中の作品について


写真は完成直後の作品の部分写真。
ゴールデンウイークに展覧会があって、それに向けて現在制作中。こういう感じの作品は昔から作っていたが、ちゃんと展示をした事がない。なぜなら今まで写真のような作品は小さいのしか作ってなくて、展示に耐えるほどの大きさの作品を作る自信がなかったからだ。まあ今はその自信があるから作っているんだが。

今までというか最近作品を制作している時は、ゴールの見えない道をただ闇雲に走っている感じで、自分の作品に今一自信が持てなかった。だが今回はゴールが明確に見えていてそこに向かって全力疾走している感じだから、制作していてとても楽しい。こんな感じは何年ぶりかで、やっぱりこういう作品を作るべきだったんだなとつくづく思う。

けど一つ残念な事があって、この作品は写真の様に、完成直後の絵の具が乾く前が一番美しい。乾いた後の作品を見ると少し残念に思ってしまったりもする。完成直後の作品は、瑞々しくて生きているかのように感じるが、乾いてしまうとその生気が失われてしまったような感じがする。

そこが今後の課題ということか。

核心が書けてない気がするが今日はここまで