来週から二年ぶりの個展をやる。制作とか無くて展示作業だけの作品だから何か変な感じ。いつもだったら個展一週間前なんて死んでるのに。
この二年で何が変わったんだろう。とりあえず平面じゃなくなったってことが一番の変化だろうか。意図的に平面を離れたというわけではなくて、あるコンセプトから出発したら平面である必要が無くなり、気がついたら"モノ"になっていた。
前回の銀色シリーズとかは、ある程度視覚的快楽を追求して作品を作っていたので、それ故逆にその作品の存在根拠があいまいになってその空虚な感じがいつも不満として残っていた。なので今回は、その不満を解消するために出発点を言葉で説明できる一つの概念やある仕組みとしてそれ自体を作品としてみた。こういう作品作ったらどうなんだろう、面白いのかなみたいな興味から展示に至った作品。
この前仮展示してみたけど、 自分でも不思議な感じがした。見る人はどう思うんだろう。
ちなみに美術家中ザワヒデキの影響をとても受けています。
個展詳細
"世界を切り取ってみる"
4月22,23,24日 13:00〜20:00
場所:美学校 http://www.bigakko.jp/address_map
連日会場にて公開制作をしています。
是非お越し下さい。
下の写真は昔旅先で出会ったカレン族の子供たちです。