2010年10月20日水曜日
龍生会館
今日はとても素晴らしい昭和のモダニズム建築を見てきた。龍生会館というこの建物は1966年竣工で、あと一週間もしないうちに解体工事が始まるらしい。某ギャラリストさんにこの建物の存在を教えてもらってんだが、教えてくれて本当に感謝。
イスやテーブルは竣工当時のものなのだろうか。使い古されてボロボロになってたけど、未だに現役で使われていた。昭和にタイムスリップしたみたいで本当に貴重な体験ができたと思う。この建物が壊されてしまうのが惜しすぎる!
二枚目の写真のイスがとっても座り心地よかったんだけど、このイスくださいって言ったらくれるかな?
壊される前にまた行って写真撮ってこよう。そしてできる事ならイスもらってこよう。
2010年9月28日火曜日
割烹 皆藤
24日に一日限定で京料理「割烹 皆藤」をやってきた。場所は浅草橋天才算数塾といって、DJぷりぷりと占い師のパウロ野中さんがやっている塾みたいな何か。まずはこの二人に感謝。ありがとうございました。それと来てくれた人にも。
「割烹 皆藤」は、皆藤がガチで初秋の京料理を振る舞うという企画。二日前から仕込みを始め、とってもテンパリながら何とか無事に当日を終えることができた。注文伝票とかもなしでやったけど、正直よくできたよなと思う。残念だったのがテンパリすぎてて、お客さんの反応が見れなかったこと。もっと来てくれた人と話したかったな。
とりあえずこんな↓料理を出した。
割烹皆藤 初秋のお品書き
・柿の白がけ
・菊菜と舞茸の浸し
・分葱と揚げのてっぱい
・かつをの酒盗
・平目の昆布〆菊花和え
・小芋の揚げ出し
・鶏の唐揚げ山里風
・ふろふき大根の柚子味噌
・豚バラと白菜のさっと煮 半熟煮卵付き
・きのこご飯 漬物
・抹茶のブランマンジェ
またやりたいな。今度は少し違った感じで。
「割烹 皆藤」は、皆藤がガチで初秋の京料理を振る舞うという企画。二日前から仕込みを始め、とってもテンパリながら何とか無事に当日を終えることができた。注文伝票とかもなしでやったけど、正直よくできたよなと思う。残念だったのがテンパリすぎてて、お客さんの反応が見れなかったこと。もっと来てくれた人と話したかったな。
とりあえずこんな↓料理を出した。
割烹皆藤 初秋のお品書き
・柿の白がけ
・菊菜と舞茸の浸し
・分葱と揚げのてっぱい
・かつをの酒盗
・平目の昆布〆菊花和え
・小芋の揚げ出し
・鶏の唐揚げ山里風
・ふろふき大根の柚子味噌
・豚バラと白菜のさっと煮 半熟煮卵付き
・きのこご飯 漬物
・抹茶のブランマンジェ
またやりたいな。今度は少し違った感じで。
2010年9月21日火曜日
最近のこと
少し前まで毎週アトリエに行けていたのに、最近段々行けなくなってきた。今月いっぱい行けそうにない。
作品を作る時間は絶対に作らなければいけない。なぜなら作品ができないから。これは書くまでもないこと。
一歩一歩の積み重ねで作り上げていく作品を制作している時は、日頃の一歩が歩めなくなると、あり得ない焦燥感にかられるようになる。
作品作りたいんですけど私。作ればいーじゃんお前。だからさ。みたいな。
のんきに防衛大仕込みの敬礼なんかしてる場合じゃないからお前。ちなみに海保の敬礼は、もっと脇を閉めるらしい。
2010年9月17日金曜日
2010年7月6日火曜日
茅ヶ崎アトリエ進行状況
写真は茅ヶ崎にあるアトリエ。掃除から始まって、照明取り付けたり、養生したり、週一でしか行けてなかったから結構時間かかったが、とりあえず使えそうになってきた。色々と物資が不足しているが、来週は久々に作品を作ってみようと思う。
下の写真は全然卑猥じゃない椅子の写真です。
2010年4月18日日曜日
個展
来週から二年ぶりの個展をやる。制作とか無くて展示作業だけの作品だから何か変な感じ。いつもだったら個展一週間前なんて死んでるのに。
この二年で何が変わったんだろう。とりあえず平面じゃなくなったってことが一番の変化だろうか。意図的に平面を離れたというわけではなくて、あるコンセプトから出発したら平面である必要が無くなり、気がついたら"モノ"になっていた。
前回の銀色シリーズとかは、ある程度視覚的快楽を追求して作品を作っていたので、それ故逆にその作品の存在根拠があいまいになってその空虚な感じがいつも不満として残っていた。なので今回は、その不満を解消するために出発点を言葉で説明できる一つの概念やある仕組みとしてそれ自体を作品としてみた。こういう作品作ったらどうなんだろう、面白いのかなみたいな興味から展示に至った作品。
この前仮展示してみたけど、 自分でも不思議な感じがした。見る人はどう思うんだろう。
ちなみに美術家中ザワヒデキの影響をとても受けています。
個展詳細
"世界を切り取ってみる"
4月22,23,24日 13:00〜20:00
場所:美学校 http://www.bigakko.jp/address_map
連日会場にて公開制作をしています。
是非お越し下さい。
下の写真は昔旅先で出会ったカレン族の子供たちです。
この二年で何が変わったんだろう。とりあえず平面じゃなくなったってことが一番の変化だろうか。意図的に平面を離れたというわけではなくて、あるコンセプトから出発したら平面である必要が無くなり、気がついたら"モノ"になっていた。
前回の銀色シリーズとかは、ある程度視覚的快楽を追求して作品を作っていたので、それ故逆にその作品の存在根拠があいまいになってその空虚な感じがいつも不満として残っていた。なので今回は、その不満を解消するために出発点を言葉で説明できる一つの概念やある仕組みとしてそれ自体を作品としてみた。こういう作品作ったらどうなんだろう、面白いのかなみたいな興味から展示に至った作品。
この前仮展示してみたけど、 自分でも不思議な感じがした。見る人はどう思うんだろう。
ちなみに美術家中ザワヒデキの影響をとても受けています。
個展詳細
"世界を切り取ってみる"
4月22,23,24日 13:00〜20:00
場所:美学校 http://www.bigakko.jp/address_map
連日会場にて公開制作をしています。
是非お越し下さい。
下の写真は昔旅先で出会ったカレン族の子供たちです。
2010年3月22日月曜日
「建築の可能性」
「建築の可能性」は、今日聞いてきた資生堂ギャラリー90周年記念対談の表題。対談者は建築家の石上純也と物理学者の山田章一。石上さんの神奈川工科大のKAIT工房や都現美のバルーンを知っていたので、どんな話をする人なのか興味があって行ってみた。「建築の可能性」という言葉はもはや使い古された感のある言葉である。ありきたりなそのテーマに、つまらない話になるのではと不安を覚えたが、対談を聞いた後には改めて建築の可能性、否「可能性」という言葉の意味を再考させられることとなった。
端的に言って非常に知的好奇心をそそられる対談だった。特に面白かったのが石上さんの建築に対するスケール感で、壁のない柱だけの建築や、狭い敷地にさらに狭い住宅を建てる案や、既存の22階建てのビルの一部を利用した22階のワンルーム住宅など、どれも常識から一歩外に出て発想されたものばかりだった。常識の中で「建築の可能性」というものを考えている私のような人間と違って、石上さんは建築というものを極限まで突き詰めて考えることにより、常識的な発想から一歩外へと踏み出すことへ成功した建築家なのではないかと思う。
石上さんの建築は、自然がその法則を背後に隠しているように、一見雑多作られているようなものでもかなり明確にデザインされている。恐らく私が面白いと思ったのもその部分で、中ザワヒデキさんの方法主義とも似ているのだが、物事の原理や法則を突き詰めて考えることによって、小さなものから大きなものまでその原理や法則を適用することに成功し、それが建築物によって体現されているから人の思考を刺激するのではないかと思う。
彼の思考は本当に「建築の可能性」を拡げていくものだった。
写真は石上さんが今取り組んでいるプロジェクトの模型。ではなくて子供よって拡げられた建築の可能性です。
2010年3月9日火曜日
制作
2010年2月22日月曜日
ポスター
今シルクのクラスで美学校の来年度生徒募集のポスターを制作しているんだが、デザインがどうしても古くさく(一昔前のゴシックで線が細い感じ、今もけっこう見かける)なってしまって、納得しないまま製版してしまった。
それなりにはできてるけど、どこかで見たことがあるようなデザインだ。そういうのは嫌だったんだけどな。時間もたっぷりあったのに。
しょうがない。次を頑張ろう
反省点
・妥協しない
2007年に妥協した作品で展覧会をやって後悔して以来、表に出す作品は絶対妥協しないようにしてるんだけど、気を抜いたり、違う仕事になると妥協という悪魔が姿を現すようです。もう一度記して決意しておく”妥協しない”
それなりにはできてるけど、どこかで見たことがあるようなデザインだ。そういうのは嫌だったんだけどな。時間もたっぷりあったのに。
しょうがない。次を頑張ろう
反省点
・妥協しない
2007年に妥協した作品で展覧会をやって後悔して以来、表に出す作品は絶対妥協しないようにしてるんだけど、気を抜いたり、違う仕事になると妥協という悪魔が姿を現すようです。もう一度記して決意しておく”妥協しない”
2010年2月20日土曜日
クラシックって
最近クラシックを聴きながら美学校のポスターのデザインをしてたんだけど、一週間ぐらい全然できない日々が続いた。チラシとかのデザインでこんなにできないの初めてだったから、気分転換にコルトレーンのMy favorite thingsかけて作業に取りかかったら、数時間で形になった。これってどういうこと?ねえショパンどういうこと?俺の一週間の苦悩は?教えてショパン!ねえ!?
やはり音楽の種類によって人のモチベーションに与える影響も変わってくるってことなんだろうか。当然ちゃ当然だけど。作品作りにクラシックは欠かせないし
今はA.FranklinとかC.Kahnとかその辺を聴く毎日。
写真は、うーん誰でしょうね。知らない人です。
2010年2月13日土曜日
緊張
2010年2月9日火曜日
自己分析をしてみる
自分の悪い所を十個挙げてみる。
・劣等感が強い
・ビビリ
・ずぼら
・挑戦しない
・変化を恐れる
・神を信じない
・他人を頼らない
・何もかも先延ばしにする
・よく自分が信じられなくなる
・悪ふざけが過ぎる
・シャイ
・虚栄を張る
・素直でない
・考えすぎる
・自分の器用さを過信している
・一人の時はよく逃げる
・作品をあまり作らない
・手帳を見ない
自分の良い所を十個挙げてみる。
恥ずかしいなこれ
・やさしい(よく言われる)
・頭がいい(同上)
・センスがいい(同上)
書いてて恥ずかしくなる
・生きることを信じている
・めげない
・続けることができる
・謙虚(を心がけている)
・勉強はする
・大抵のことはそれなりにできてしまう
・料理ができる
・自分の先生と若い人たち10人ぐらいを海外に連れて行くことができる
・自分の可能性を信じている
・経験に基づく審美眼があると思う
・世間を気にしない
写真は早朝家の前で
2010年2月2日火曜日
2010年1月20日水曜日
遠藤一郎とヨーゼフ・ボイス
久々に水戸芸術館まで行ってきた。
ボイスはドイツで散々見て来たからぶっちゃけ作品はどうでも良くて、ボイスについて書いてある日本語の文献が欲しいなって思って展覧会のカタログを買いに行ったようなもんなんだけど、したらそこで遠藤一郎さんがなんかすごいことやってってびっくりした。
水戸芸術館の敷地内にテントはって46日間毎日館内を8時間ほふく前進しますっって、エーーみたいな、、、
そのテントがこの写真なんだけど、自分がこういうアートがやりたくてもできない人間だから、こういうすごい?事やっちゃう人に出会うと憧れると同時に尊敬の念を抱く。
一郎さんには何回かニアミスしたことがあるんだけど、人間的にとても魅力のある人で会う前まではアホかこいつって思ってたけど、会う度ごとにその魅力にどんどん引き込まれていきました。
ボイスの作品、てゆーか来日した時のインタビュー映像とか見てて思ったんだけど、一郎さんのなんだかわかんないその魅力ってボイスに通じるところがあって、常に世界に対してアートを用いて問題提起している、問いかけをしている、その姿勢が二人に通じる魅力なんじゃないかなって思った。"問い"って難しいけどね。
ボイスのカタログは二冊手に入れたんでこれから勉強します。
ちなみに下の写真は今回の展覧会の隠し撮り、じゃなくて去年ドイツ行ったときに見たボイスの黒板です。
2010年1月11日月曜日
Zimerman
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